
庭にバジルがたくさん育ってきたんだけど、料理以外にも何か使い道はないかなぁ
夏を代表するハーブ「バジル」。実は料理に使う以外にも、ハーブティーにして飲むことができるんです。料理に使うためお庭で育てているけど、大きくなりすぎて使いきれない!という人も多いのでは?
今回は、免疫が落ちやすいこの季節におすすめの、バジルティーの効能と飲み方を紹介します。
バジルはハーブティーにできるんです
バジルは、実はハーブティーにして飲むことができるんです。
そのスパイシーで爽やかな香りがパスタやピザによく合い、イタリア料理にはかかせないハーブですが、バジルの香り成分には気持ちを落ち着かせる作用があるので、ハーブティーにすることでイライラや不安を落ち着かせリラックスを得ることができます。
バジルを摂取したくても、日々の料理に取り入れるのはなかなか大変ですよね。ハーブティーにすれば簡単にバジルの成分を摂取でき、毎日手軽に続けることができますよ。
バジルのハーブティーはこんな不調におすすめ
バジルの栄養成分と言えば、1番がβカロテンの多さです。
βカロテンといえばニンジンやモロヘイヤでも有名ですが、バジルに含まれるβカロテンの量は100g中6300mgで、野菜の中ではトップクラス!βカロテンは強力な抗酸化力を持つ栄養素で、免疫機能を清浄に保つ働きをしてくれます。「日本人の2人に1人が普段摂りにくい成分」と言われているβカロテンを、バジルティーで手軽に補えるのは嬉しいですね。
また、先程もご紹介した通りバジルのハーブティーには気持ちを落ち着かせリラックスすることがあります。これは、エストラゴール、リナロールとよばれるストレスを軽減する香り成分が含まれているためで、神経のバランスを整えて疲労感からの解放、心の不調を正常にしてあげることが期待できます。
バジルのハーブティーには、次のような身体の不調のときに飲むといつもの体調を維持してくれると言われています。
- 免疫低下
- 不安やイライラ
- 胃もたれや吐き気
- 頭痛
- 体のだるさ
- 肌荒れ、シミ、しわ
脳が疲れた時や、集中力を高めたいという時は、バジルのハーブティーを飲むことで頭をすっきりさせることができますよね。
バジルのハーブティーの作り方
バジルティーはすっきり爽やかな風味で、寒い冬はもちろん、梅雨の時期や暑い夏の時期にもぴったりのハーブティーです。
【バジルティーの作り方】
② 沸かしたお湯をゆっくりそそぎます。
③ 3分ほど待ちます。
④ ティーカップにそそぎます。
カモミールやミント系のハーブなど、他のハーブをまぜてブレンドするのもいいですね。
バジルの強い香りに慣れないという方は、レモンやはちみつを入れるとさっぱり飲みやすくなりますよ。
また、バジルはフレッシュだけでなく、ドライのものでもハーブティーにすることができます。ドライの場合はフレッシュよりも葉の量を減らし、カップ1杯に対してティースプーン1杯くらいが目安です。
まとめ
今回は、バジルを使ったハーブティーの効能と作り方を紹介しました。
バジルのハーブティーは、爽やかで美味しいだけでなく、気持ちを落ち着かせてくれたり免疫機能を正常に保ってくれるなどの身体に嬉しい効能があります。
ティーポットにバジルを入れて湯を注ぐだけと、作り方もとても簡単です。バジルティーで免疫を上げたい方、お家にバジルが余ってるという方は、ぜひ作ってみてください。