
ハーブティーを体のために飲みたいけど、ハーブ独特の臭いが気になる…
そんな風に思ったことはありませんか?若葉のような爽やかな香りが特徴のハーブティーですが、ハーブの種類によってはその独特な臭いが苦手だと思う人も多いと思います。
今回はそんな悩みを解決する、ハーブティーの臭いを和らげる方法を紹介します。
この記事を読んで、無理せずハーブティーを飲み続けられる人が増えたら嬉しいです。
臭いの強いハーブを避ける
「ハーブティーは臭いがきついから飲みづらい…」
そう思っている人は、臭いの強いハーブを使ったハーブティーを飲んでいるかもしれません。
ハーブには、特別臭いの強いハーブがあるんです。
臭いの強い4つのハーブ
独特の強い香りが特徴です。その強い香りにより肉の臭みを消すことから、肉料理に使われます。
【ゼラニウム】
独特なクセのある香りです。その生臭さにより、外国では「フィッシュ・ゼラニウム」と呼ばれています。葉っぱを触るとしばらく手に香りが残ります。
【チャイブ】
強烈なネギ臭が特徴です。他のハーブの香りを消すほど臭いが強く、葱やニラの代わりにしたり料理の薬味に使用されたりします。
【セージ】
ハッカのような爽やかで強い香りです。ローズマリーと同じく、肉の臭み消しに使われます。わずかに渋み、辛み、ほろ苦さがあります。
特に臭いの強いハーブを紹介しました。臭いの強いハーブは、少しの量をブレンドしただけでもハーブティーの香りを陣取ってしまいます。
ハーブティーの臭いが苦手という人は、そもそも臭いの強いハーブを避け、香りの弱いハーブティーを飲むことをおすすめします。
フレッシュハーブティーではなくドライハーブティーを
ハーブティーには、大きく2つに分けて
「フレッシュハーブティー」と「ドライハーブティー」
があります。フレッシュハーブティーとは、フレッシュの名の通り生き生きとした新鮮な状態のままのハーブを用いたものです。ドライハーブティーとは、乾燥させた花弁や葉などを用いたものです。
ハーブは、生のまま使うと香りが強く出ます。フレッシュハーブティーは新鮮な香りをすぐに感じ取れ、彩と香りの良さを楽しむことができますが、乾燥させたものよりもハーブ独特の香りを強く感じ、青臭み、苦さが出る場合もあります。
一方ドライハーブティーは、フレッシュハーブティーより香りの抽出が穏やかなので、
「ハーブティーの臭いが苦手」という人にはドライハーブティーが飲みやすいです。
ドライハーブティーは、香りが穏やかという以外にも、成分が凝縮されているため抽出しやすい、長期保存しやすいなどのメリットもあります。
ハーブティーの臭いが気になる人は、フレッシュハーブティーではなくドライハーブティーに変えてみてはいかがでしょうか。
はちみつやレモンを加える
ハーブティーの種類を変えるだけでなく、はちみつやレモンを加えることもおすすめです。
特に苦みや渋みが強いハーブティーの場合、はちみつを加えることで味がまろやかになり飲みやすくなります。
砂糖はハーブに含まれる有効成分を妨げてしまう恐れがありますが、はちみつなら安心ですね。
レモンは、その爽やかな柑橘の香りがハーブティー独特の臭いを紛らわせてくれるので、少し絞って加えるのもおすすめです。
その他にも、ドライフルーツを入れてフルーツの香りをプラスしてもいいですね。ハーブティーを飲み終わったら、柔らかくなったドライフルーツを美味しく食べることができますよ。
まとめ
ハーブティーの独特な香りは、愛飲者も多い一方で、苦手と思う人も多いと思います。
しかし、ローズマリーやゼラニウムなど臭いの強いハーブを避けることや、ドライハーブティーを飲むこと、ミルクやレモンを加えるなど、少しのポイントを実践すれば臭いを和らげることができます。
ぜひ今回紹介した方法を実践して、あなたに合ったハーブティーの飲み方を見つけてハーブティーライフを楽しんでみてください。