
ちょっと、趣味で美味しい野草茶を作ってみたいんだけど。やっぱり上手に作るにはコツとかがあるのかな?
健康に対して敏感になりやすい今日この頃。野草茶で心も体も癒されてみてはいかがですか?野草茶には、気持ちをリラックスさせてくれたり、体調を整えてくれる効果があります。
今回は、身近に手に入る野草を使った、毎日飲みたくなる美味しい野草茶の作り方と飲み方のコツを紹介します。
身近に手に入る美味しい野草
野草は手に入れるのが大変そう…と思う方もいるかもしれませんが、野草茶は身近に生えている植物を使って作ることができます。
身近に手に入る野草
・どくだみ
・スギナ
・ハコベ
・柿の葉
・シソ
上記の野草は、比較的手軽に手に入り、初心者でも扱いやすい野草です。野草によって味や香りが違うので、色々試してみて自分の好みに合った野草を探してみてください。
野草の種類によって、それぞれ採取時期や採取方法が異なるので、身近に生えている野草の旬の時期や採取方法を確認しておきましょう。
また、採って良い場所か確認することも大切です。
道端や山に生えている野草は天の恵みですが、その場所を所有し、野草を育てている農家の方もいるので、摘む場所が禁止区域でないかを確認しましょう。立て看板をチェックしたり、近隣住民に確認したりするといいですね。
そして、食べられるものかよく確認することも大切です。ドクゼリなど、山菜によく似た毒草もあるので、十分に調べてから採取しましょう。
野草茶を作ってみよう
それでは、簡単でおいしい野草茶の作り方を紹介します。
①採取した野草は、水で汚れをしっかり洗い流します。
②ザルや新聞紙に広げたり、根元をひもで吊るしたりして天日干しします。
快晴の日は1日で乾く場合もありますが、乾燥が不十分だとカビが生えることがあるので、2~3日かけてしっかり乾燥させましょう。
③感想させた野草を、フライパンで焦がさないようにじっくり焙煎します。
香ばしい香りがたってくるまで、弱火で焙煎しましょう。
④熱が完全に冷めたら、茶筒に入れて冷蔵庫で保管しましょう。
乾燥させて焙煎するだけと、とても簡単に作ることができます。
慣れてきたら、お好みの野草をブレンドして自分だけの野草茶を作ってみてください。
美味しい飲み方のコツ
急須で飲む場合は、茶葉を大さじ1杯を入れて熱湯をそそぎ、5分ほど経ったら湯呑にうつしていただきます。通常の煎茶が30秒~1分なのに対し、野草茶は浸出時間を長めにとるのがポイントです。
煮出して飲む場合は、野草は金属を嫌うので、ホーローやアルマイトの鍋を使いましょう。
鍋に水1リットルを沸騰させ、茶葉を5g入れます。小さな泡が立ってきたら火を止め、5分ほどおいたら完成です。煮出し時間や放置時間を変えると、濃くなったり味わいが増したりと変化するので、その変化もたのしんでください。
まとめ
今回は、美味しい野草茶の作り方と飲み方のコツを紹介しまました。
都会の真ん中に住む方はちょっと遠いですが、地方や田舎に住んでいる方であれば野草は身近にも生えており、採取の方法を守れば手軽に手に入れることができます。乾燥させて煎じるだけで美味しい野草茶ができ、煎茶より長めに浸出することで味わいが増します。
ぜひ今回紹介した作り方を参考に、野草茶作りに挑戦してみてください。