ストレス社会の現代に、リラックス作用や自律神経を整える作用のあるジャスミンティーは、今やコンビニやスーパーなどでもペットボトルで販売されているほど人気で身近なハーブティーです。
ジャスミンティーには他にも虫歯予防や、生活習慣病の改善、認知症予防の効果も推察される有効成分が入っているなど、優れたメリットを持ってます。
今回は、ジャスミンティーのメリットでもある心強い有効成分の効果・効能をご紹介いたします。
ジャスミンティーは現代人に必要なパワー飲料です!
ジャスミンティーを飲む3つのメリット
ジャスミンティーって聞いたことはあるけど、普段あまり飲まない方は多いと思います。
日本人の口には洋風のハーブティーの味がなじみにくいというのもありますが、人間はメリットを感じないものを選ぼうとはしません。
しかし、この記事ではジャスミンティーのメリットを紹介しているので
ジャスミンティーを飲んでみたくなるかもしれませんよ。
- ジャスミンティーの虫歯予防効果
- ジャスミンティーが脳に与える影響
- ジャスミンティーの出がらしがスイーツに変身
ジャスミンティーの虫歯予防効果
ジャスミンティーに含まれている「カテキン」は、抗菌・口臭予防に役立つ効能を持っています。
虫歯などの原因となるミュータンス菌の動きを抑えられる事がわかっています。
虫歯意外にも歯周病に対しても、効果が期待できます。
また、「フラボノイド」と呼ばれる消臭作用の働きを持っている成分も含まれていて、虫歯や歯周病を起こす菌の抑制も期待できると同時に口臭予防にも役立ってくれます。
食後にジャスミンティーを飲む習慣をつけると、お口の中の環境も整えられていきます。
お口の中が健康な状態に保てている人は口臭もさわやかですね。
ジャスミンティーが脳に与える影響
緑茶の一種であるジャスミンティーには、「テアニン」という緑茶成分が含まれていて、緑茶と同一の健康効果が期待できます。
静岡県立大学栄養学部が行った実験では、ジャスミンティーに含まれるテアニンは、学習能力の向上や気持ちを安定させる効果があるという事が検証結果で出ました。
テアニンは、脳機能維持が検証されています。
ラットによる動物実験では、テアニンを投与したら脳内部の記憶や学習能力に関わるドーパミンという物質が増えたことが明らかになりました。
さらにテアニンの人間の精神への影響についても報告がでています。
脳波の測定実験で、テアニンを含んだ水を飲んだ被験者は、水だけ飲んだ人より、脳内にリラックスしている状態に出るα派がよく出現する事がわかりました。
この実験結果からテアニンは、学習能力の向上や気持ちを安定させる効果も期待できる事が検証されました。
またテアニンは、現代の社会的課題になっている「認知症予防」にも、継続的な摂取による予防効果が示唆されています。
ジャスミンティーの出がらしの活用
ジャスミンティーの健康成分にビタミンCとビタミンEが含まれていますが、この2つのビタミンは、両者互いに連携をして、健康な細胞膜を維持して過酸化脂質の生成を抑制します。
しかし、ビタミンEはお湯に溶けにくい性質を持っています。
ジャスミンティーの出がらしにビタミンEは残っています。
他にもミネラルなどのお湯に溶けにくい栄養素が出がらしには残っているので、捨てるのはもったいないです。
例えば抹茶などで私達はお茶の葉ごと食べる経験をしています。
お茶の葉を粉末にした抹茶のケーキや抹茶アイスなどのデザートがそうです。
ジャスミンティーの出がらしも、しっかりと乾燥させた後ミキサーにかければ粉末になり、食事を作る時に便利に利用することができます。
クッキーやパンの生地に混ぜたり、クリームパスタやチャーハンなどにも混ぜて使えます。
粉末にしなくても佃煮のようにして食べても香りがよくて美味しいです。
お茶に溶けださず残っている栄養成分を摂取するためにも、出がらしを食材として活用しましょう。
まとめ
ストレスの多い現代に、リラックス効果抜群のジャスミンティーは、コンビニなどでペットボトル飲料として販売されるほど、人気で身近なハーブティーです。
それぞれの効果を確認していきましょう。
ジャスミンティーに含まれるカテキンやフラボノイドが、虫歯や歯周病の原因になる菌の活動を抑え、口臭予防にも役立ってくれます。
食事の後などにジャスミンティーを飲む習慣を持つだけでも口内環境が整います。
ジャスミンティーの茶葉の成分には、水溶性成分と不溶性成分があります。ビタミンEもお湯に溶けにくい不溶性成分で、出がらしに残りがちです。
ビタミンEは、生活習慣病の予防にも役立ってくれるので、摂取するためにも出がらしは捨てずに食材として利用することをお勧めします。
優れたメリットを持つジャスミンティーを活用して、健康的な生活に役立てていきましょう。