今回は、ペパーミントティーをスピリチュアルな観点からご案内します。
ペパーミントはスピリチュアルな飲み物?
1998年にWHOが健康の定義に「スピリチュアル」を追加しようと提案された事がありましたが、最近スピリチュアルが注目されてきています。
ハーブティーで言えば、ペパーミントティーはスピリチャルな飲み物として代表的です。
ペパーミントは波動が強く、心身ともに霊的な浄化の作用があります。
またペパーミントの清涼感は、脳をスッキリさせ、悪い気を寄せ付けないようにしてくれます。
古代ギリシャ時代から宗教的儀式にも使われていて、新約聖書にはミントに関わる記述もあるほどです。
ペパーミントティーの浄化作用
ペパーミントティーは、心身のみならず霊魂のエネルギーの浄化作用があります。
気持ちが落ち込んでいる時や、家事や育児、お仕事中などで心の中がモヤモヤしたり、苛立ちを感じているときなどにも気持ちを鎮めてくれます。
不安や怒り、恐れや悲しみなど気持ちを自制しずらい時にも飲むと良いです。
ペパーミントの清涼感がスッキリと浄化してくれて、波動が上がります。
またペパーミントは、場所の浄化作用もあります。
昔から家具や床にこすりつけたりして、その場所の悪いエネルギーを浄化すると言われています。
温かいペパーミントティーを入れて部屋に置いておくだけでも、滞ったエネルギーや邪気を浄化し波動を高める作用もあります。
毎日のバスタイムに、ペパーミントティーの出がらしを袋に包んで湯船に浮かべるのもお勧めです。バスタイムはその日の厄も落としてくれるので、ペパーミントの浄化作用も加わり、心身ともに一日をリセットできます。
ペパーミントティーとギリシャ神話
ペパーミントティーの「ミント」のルーツをたどっていくと、ギリシャ神話とつながります。
死者の国・暗黒の支配者だったプルトンは、始末に負えない霊魂たちを最後の場所へ杖をふるいながら追いやる役目をしていましたが、結婚をしたくなり、相手にプロセルピナという娘を何とかみつけだし、力ずくで冥界へと連れていきました。
プロセルピナの母、大地と豊穣の女神デーメーテルは、娘を連れ戻そうと地界に下りてしまいました。地上では作物が育たなくなってしまったので、天を支配する神ゼウスはプルトンにプロセルピナを地上にもどすように命じました。
しかしプロセルピナはすでに冥界のザクロを食べていました。
冥界の実を食べた後は、地上には戻れない掟がありました。
仕方ないので、ゼウスはプロセルピナと一緒にいられるのは毎年4ヶ間のみとプルトンと話に折り合いをつけました。
けれども難題を解決した後、プルトンはある時地上にやってきて、妖精のミントに出会い、一目惚れをし恋をしてしまいます。
プロセルピナはその事に気が付き、夫に向けてそれまでのさまざまな仕返しと復讐心でミントを踏みにじり草に変えてしまいます。
そうしてミントの可憐で愛々しい姿はなくなりましたが、ミントのその芳しい香りは、今でも人々を惹きつけてやみません。
プルトンに愛された妖精のミントは、プルトンの妻のプロセルピナに踏みにじられ草に変えられてしまいました。
この神話は、ハーブのミントは愛らしい妖精が姿を変えているものという内容の話ですが、それは、時を超えても変わらない男女の関係と女心を表しているかのようでした。
まとめ
ミントの芳しい香りは現代も人々に愛されていますが、中でもペパーミントはスピリチュアルの代表的なハーブです。
ペパーミントティーは、心身のみならず霊魂のエネルギーの浄化作用があります。
精神が不安定な時などに飲むと、スッキリと浄化してくれて、波動も上がり強くなります。
またその場所の浄化作用もあります。
温かいペパーミントティーを入れて部屋に置いたり、お風呂の中にペパーミントティーの出がらしを入れるだけでも、その場の滞ったエネルギーや邪気を浄化し、波動も高まります。
現代量子学では、波動のエネルギー物質の最小単位の素粒子に、意識があるところまでは解き明かされているようです。
人間の手からも波動は流れています。
ペパーミントティーに手を寄せて、「美味しくなあれ」と心の中で呟けば、妖精のミントが願いを叶えてくれるかもしれませんね。