ラベンダーが持っている薬効で、飲みすぎてしまうと副作用で体調を崩す可能性があります。
今回はラベンダーティーの副作用と、妊娠中にラベンダーティーを飲む時の注意点を解説します。
ラベンダーティーとは?
香りの庭の女王と言われるほどラベンダーは代表的なハーブです。
青紫色の癒やされる色や香りが印象的です。
北海道にある富良野のラベンダー畑は有名ですが、日本で栽培が始まったのは、北海道だと聞くと納得できる感じがします。
ラベンダーはシソ科の多年草で、なんといってもリラックス効果が抜群です。
鎮静作用や抗菌・殺菌作用なども優れていますが、飲み過ぎには注意です。
何でも程々が肝心です。
ラベンダーティーは香りにリラックス作用があり、飲むことで身体にも良い効果がたくさん期待できますが、飲み過ぎると副作用がでる可能性があります。
1日に2,3杯程度なら飲み過ぎとはいえません。
大量に飲まなければ基本的に問題はないと考えられていますが、体質によって影響の大きさは変わってくるので気をつけましょう。
ラベンダーティーの副作用
ラベンダーティーはカフェインレスで身体に優しい飲み物ですが、ラベンダーが持っている薬効で飲みすぎると副作用がおきる場合があります。
これからラベンダーティーの副作用を解説していきます。
低血圧の方は要注意
ラベンダーティーの香りを嗅ぐと副交感神経が優位に働き、血圧が正常を保っていると研究結果が出ています。
リラックスした気分になったと推察されていますが、精神面を安定させるようなサプリメントを飲まれている方は、強い眠気が起きたりします。
また、もともと低血圧の方はラベンダーティーを飲みすぎると貧血に似た症状が起こる可能性があります。
手術前には控える
ラベンダーティーは、中枢神経のシステムを抑制すると推測されてます。
手術中に使う薬との相互作用が考えられるために、手術などの2週間前からラベンダーティーを断つことが必要になります。
妊娠中のラベンダーティー
妊娠中にリスクはあるハーブティーのようですが、「妊娠中に摂取することを避けるハーブ」のリストには入っていません。
ラベンダーティーに含まれるタンニンは、子宮の周辺の筋肉を収縮させたり、鉄分や葉酸の吸収を妨げる作用があるとされてます。
タンニンは、抗酸化作用があり美容にも良い効果もありますが、妊娠中は気をつけた方が良い成分の一つです。
また、ラベンダーティーはホルモンに働きかける作用があり、生理不順などには効果的ですが、ホルモンバランスが変わっている妊娠中は、飲みすぎると子宮出血を起こしかねないようです。
特に妊娠3ヶ月までは体調も不安定になりがちです。
お腹の中の赤ちゃんの器官が形成されたりするなど、おそらく妊娠期間中でもっとも大切な時期です。
多くのことが、妊娠の結果に影響がでる可能性があるので気をつけましょう。
とはいえ、ラベンダーティーは大量摂取しなければ基本的に問題はないと考えられています。
ラベンダーティーには不安を和らげ、むくみや身体の冷えを改善する効果もあります。
また妊娠中は便秘に悩まされる人も多く、妊娠中の心配や緊張が、腸の筋肉にもあらわれて便秘を更に悪化させますが、ラベンダーティーのリラックス効果は身体をほぐします。
妊娠初期や、体調の優れない時は控えた方が良さそうですが、良い効果も沢山あるので、産婦人科や保健所に相談しながら取り入れることをお勧めします。
まとめ
ラベンダーティーを飲み過ぎた時に、起こりえる副作用と、妊娠中の心配事などのおさらいをしていきます。
ラベンダーティーは血圧を下げる作用があり、精神的に安定をさせるようなサプリメントを服用している時は、強い眠気が起きたりします。
車の運転をされる方は気をつけましょう。
そして、もともと低血圧の方がラベンダーティーを飲みすぎると、貧血ににた症状が起きることもあるので注意しましょう。
中枢神経への影響力もあると推測されていて、手術の際に使う薬の相互作用を避けるために、手術日の2週間前からラベンダーティーを断つ必要があります。
ラベンダーティーは飲み過ぎばければ、リラックス効果も抜群で、様々な健康効果も期待できます。適量を守って健康的な生活に役立てましょう。