現代はストレス社会と言われていて、ホルモンバランスが乱れている女性が多いようです。
今回は、ラベンダーティーで生理中のトラブルの改善効果や活用法をお伝えしますので、美味しく飲みながら生理中の不快感を解消していきましょう。
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生理中におすすめのラベンダーティー
女性はホルモンの周期で生理がありますが、ホルモンのアンバランスによって生理中に不機嫌、無気力、頭痛からくる不快感やいつもとは違う不自然さなどを感じることがあります。
ラベンダーティーは、生理中にある頭痛や腹痛の緩和、生理中のイライラや身体のむくみなどにも役立ってくれます。
ただラベンダーティーは、リラックス作用もある素晴らしい香りではありますが苦いので、薄めに入れて甘味をつけたり、他のハーブとブレンドして飲みやすくするなどの工夫もした方が良さそうです。
ラベンダーティーの鎮痛作用
ラベンダーティーの甘味で鮮烈な香りには、酢酸リナリルという芳香成分が含まれています。
この酢酸リナリルには鎮痛作用があり、生理痛のお腹の痛みや頭痛を緩和してくれる心強い成分です。
生理中の痛みは女性にとってできたら避けたいものです。
日常生活にも差し障りがでてくる可能性もあるので、この酢酸リナリルの鎮痛成分を利用して痛みを解消しましょう。
ラベンダーで自家製湿布
ハーブティーとして飲んでいただく他に、生理中の痛みを緩和させる方法で、ラベンダーティーで作る湿布をお勧めします。
作り方は簡単で、鍋で沸騰したお湯にラベンダーのドライハーブを入れ、抽出して茶こしでハーブをこした後、タオルまたはガーゼを浸して絞り、気になる部分に当てるだけです。
温かい温湿布はリラックスにも良いです。
ラベンダーティーの成分を皮膚から浸透させ、生理中の痛みの緩和に役立つ施法です。
冷蔵庫で冷やすと冷湿布になりリフレッシュできるので、使用時の目的等に応じて取り入れてみて下さいね。
ラベンダーティーのリラックス作用
こちらも芳香成分ですが、ラベンダーティーにはリナロールという成分が含まれています。
リナロールは不安や緊張を和らげてくれる作用がありリラックス効果抜群です。
ラベンダーティーの香りを嗅ぐと、リナロールの香り成分が大脳辺縁系から、自律神経やホルモンを司る視床下部へと伝わり、生理中のストレスや身体の緊張をときほぐしてくれます。
生理前や生理中は、ホルモンの関係で情緒が不安定になりがちな方も多いようなので、リナロールのリラックス効果を利用して憂鬱な気持ちを癒やしましょう。
生理中に不眠になりがちな方は、ハーブのリンデンとのブレンドを是非試してみて下さい。
眠る前に飲めば一日の疲れもとれて安眠効果もあがります。
ラベンダーティーのむくみ改善効果
ラベンダーティーに含まれるクマリンという成分は、ポリフェノールの一種に分類される香り成分ですが、むくみ解消効果があります。
血流を維持してリンパの流れ通してくれるので、身体の冷えやむくみをスッキリします。
生理前に身体に水分をためる働きのある黄体ホルモンが増えてくるので、生理中はむくみやすくなります。
冷え性などで日頃からむくみがちな方は特に気になると思います。
クマリンの成分を活用してむくみを改善していきましょう。
ラベンダーティーで足浴
下半身のむくみが気になる方は、ラベンダーティーの足浴が効果的です。
ラベンダーティーの出がらしでも使用できて手軽に試す事ができるので、ご紹介します。
大きめの洗面器やバケツにお湯とラベンダーティーの出がらしを入れて、5分から20分程度くるぶしのあたりまで足を浸します。
身体の末端の足を温めることにより全身の血行もよくなります。
出がらしでもラベンダーティーの香りは充分残っているので香りも楽しむことができますし、全身が温まっていってむくみも改善されていきます。
生理中のむくみが気になる時にお勧めです。
まとめ
生理中の不快感は女性にとって、できれば避けてとおりたいものです。
ですが、定期的にやってくるので上手に付き合っていくしかありません。
ラベンダーティーに含まれる酢酸リナリルは鎮痛作用があり、生理痛や頭痛に効果的です。
香り成分のリナロールには生理中のイライラを解消してくれるリラックス効果が抜群です。
また、クマリンという成分は生理中のむくみ改善に役立ってくれます。
ラベンダーティーは女性の身もこころも癒やす心強いハーブティーです。
今回は、ラベンダーティーの成分を利用した湿布の作り方や、足浴の仕方をご紹介させていただきました。
どれも自宅で簡単にできるので、是非試してみてくださいね。
ラベンダーティーの効能を活用して、生理中のトラブルを改善していきましょう。