【管理栄養士が教える】妊活中の男性にルイボスティーが良い理由

ルイボスティー

 

妊活中は、とくに夫婦の時間を大切にしたいですね。

そんな二人のリラックスタイムに取り入れてほしいのがルイボスティー。

アンチエイジングや妊活など、女性で飲まれている方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、妊活中にルイボスティーを飲むことは女性だけではなく男性にとっても素晴らしい効果がたくさんあります。

 

最近は「男性不妊」という言葉も良く耳にしますね。

 

今日はルイボスティーが妊活中の男性におすすめなポイントをご紹介いたします。

 

男性不妊とは

男性不妊とは、不妊の原因が男性側にあるケースを指します。

 

WHOは、「12か月以上に亘って定期的な避妊法を行わずに成功しても妊娠に至らない」ことを不妊症と定義しています。

世界では1億8600万人もの人が不妊症だと言われています。

WHOの不妊原因調査では、48%が男性側に原因があるという結果が出ています。

 

男性不妊の原因は?

男性不妊のうち約80%は造精機能障害(精子がたくさん作れない、運動性が良好な精子を作れない)だと言われています。

そのほかにも、性機能障害(性行為ができない)、精路通過障害(精子が通れない、出てこない)などがあります。

治療方法

原因に応じて、薬を使用する、手術を行うことがあります。

加齢やストレス、喫煙、肥満なども不妊の原因につながりやすいと言われているため、生活習慣の改善も大切です。

 

不妊の予防方法

 

  • ウォーキングなどの軽めの運動
  • 禁煙
  • 長風呂、長時間のサウナを避ける
  • 1日3食バランスのとれた食事をする
  • 亜鉛をとる
  • 抗酸化物質(ポリフェノール、ビタミンCなど)をとる
  • 良質な睡眠をとる

 

生活習慣が乱れていると精巣の機能が低下しやすくなります。

バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠が必要です。

 

ルイボスティーは、加齢やストレスによる精巣機能低下の改善や生活習慣の改善にも効果的ですよ。次からおすすめポイントをご紹介するので、ぜひご覧ください。

 

ルイボスティーが妊活におすすめのポイント

ルイボスティーは、妊活に必要な栄養素が豊富に含まれていますよ。

ルイボスティーについて、詳しくご紹介します。

 

ルイボスティーってなに?

南アフリカ共和国・ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈一帯でしか栽培できない、マメ科の植物「ルイボス」を原料とした飲み物です。

寒暖差が30℃以上で降水量も少ない過酷な環境で育つルイボスは、地中深くまで根を張り、地下から水分やミネラルを吸い上げて育ちます。

身体に良い成分がたくさん含まれているルイボスティーは、世界中で愛飲されています。

 

紅茶とルイボスティーはなにが違うの?

紅茶に色や香りが似ていますが、全くの別物です。

紅茶は茶葉ですが、ルイボスティーはマメ科の植物から作られています。

ノンカフェインなので、妊活中、妊娠期や授乳期に安心飲むことが出来ますよ。

また、鉄分の吸収を妨げるタンニンの量が紅茶よりも少ないため、貧血気味の方にもおすすめです。

男性の妊活にも!ルイボスティーの効果

ルイボスティーには男性の妊活効果のあり成分亜鉛、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛などのミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれています。

男性におすすめの成分①亜鉛

亜鉛は、細胞分裂を正常に行ったり、たんぱく質を合成したりすることをサポートする栄養素です。男性ホルモンであるテストステロンの生成にも必要な栄養素です。

不足すると、精子量が減る、運動率が下がる、などがおこる可能性があります。

精子の量が少ない場合や、運動量が低い場合は、女性だけが頑張ってもなかなか妊娠することは出来ません。

ぜひ男性も積極的に取りたい栄養素ですね。

男性におすすめの成分②ポリフェノール

ポリフェノールは抗酸化物質です。

ルイボスティーには、ポリフェノールの一種である「フラボノイド」が多く含まれています。抗酸化物質には、活性酸素を無害化する効果がありますよ。

男性の生殖器は活性酸素の影響を受けやすく、年齢が上がると増えていく活性酸素により、どんどん男性ホルモンの分泌機能が低下していきます。

抗酸化物質をとることで、精巣の機能を改善する効果が期待できます。

ポリフェノールは身体に蓄積しないので、こまめに取ると良いでしょう。

活性酸素ってなに?

活性酸素は、本来は体内の免疫機能や感染防御をしてくれる重要な役割をもっています。しかし、活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。

抗酸化物質には、活性酸素が増えすぎないようにしたり、傷ついた細胞や遺伝子を修復する働きをもっています。

活性酸素が増える原因として、加齢、ストレス、紫外線、たばこなどがあります。

活性酸素の過剰な発生をさせないためにも、日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動、ストレスの解消をすることが大切です。

ダイエットにも

ルイボスティーに含まれる「マグネシウム」には代謝を高める働きがあるので、運動と組み合わせて効果的に減量することが出来ますよ。

さらに、利尿作用のある「カリウム」も含まれているので、むくみやすい方にもおすすめです。

 

糖質0、カロリーもほとんど含まれていないため、ダイエット中の水分補給に最適です。例えば、加糖の缶コーヒー1缶の代わりにルイボスティーを飲むだけで、なんと約70kcalもカロリーを減らすことが出来ますよ。

(※製品によってカロリーは異なります)

 

リラックス効果で安眠を

ルイボスティーには、カフェインが含まれていないので、寝る前の1杯にもぴったりです。ベッドに入る1時間前にホットルイボスティーを飲めば、身体も温まり質の良い眠りにつくことが出来ますよ。(※ルイボスティーには利尿作用があります。

夜中に目覚めてしまわないように、寝る1時間前に飲むことをおすすめします)

 

ルイボスティーのおすすめの飲み方

ルイボスの成分を抽出するためには、5~20分程度煮出すことが推奨されています。

長時間加熱すると苦みや渋みが出るので、煮出し終えたらティーバックを取り出しましょう。

効能を求める方は、煮出して飲むのがおすすめです。

 

煮出さずにお湯につけて抽出する場合も、栄養が全く抽出されないわけではありませんのでご安心ください。

 

アイスティー

少し多めに煮出して、そのまま冷蔵庫に入れておけば、気軽にアイスルイボスティーを楽しむことが出来ますよ。

味や香りだけ楽しみたい方は、お水を入れたポットの中にティーパックを入れておけば水出しルイボスティーを手軽に楽しむことも出来ます。

先ほどご紹介したポリフェノールという成分は身体に蓄積しないため、麦茶の代わりに冷蔵庫に常備しておいて、こまめに飲むと良いですね。

 

ミルクティー

 

1人前の作り方です。

  • 鍋でカップ1杯分の水を沸騰させる
  • ルイボスティーの茶葉を入れ、約5分煮出す
  • 2に牛乳をカップ1杯分加え、沸騰直前まであたためる
  • 茶こしを使ってカップにそそぐ(パックタイプの場合はそのまま取り出すだけでOK)

 

お砂糖を入れても美味しいですよ。

 

まとめ

 

いつもの飲み物をルイボスティーに変えるだけで、妊活に必要な成分手軽に摂ることが出来ます。

「妊活ってなにから始めたら良いのかわからない」という男性は、ルイボスティーを飲むことから始めてみてください。

妊活に必要な成分もとれますし、夫婦二人で協力することで、より前向きにすすめていけるはずですよ。

 

 

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